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仲よしコピー

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 京都の夏の風物詩、川床。市街地の三条から四条の鴨川沿いに立つ川床のことは「ゆか」と呼ぶが、ここ貴船の「川床」は「かわどこ」と呼ぶ。高い場所から川を見下ろす鴨川の床とは違い、貴船の床が敷かれるのは川面からわずか数十cmほどの高さ。手を伸ばせばひんやりとした流れに触れられるほど、水面に近いのが特徴だ。
 そんな貴船の水のせせらぎのなか、ゆっくりと食事を楽しめる料亭「仲よし」へ。出迎えてくださったのは三代目当主の中村 洋平さん。当主自らが包丁を握り、すべての料理を監修する。作りおきを一切せず、お客さんが見えてから手作りで丁寧に料理を仕上げるのがこだわりだ。
 少し時間はかかるけれど、何といってもここは川床。川のせせらぎに耳を傾け、目を閉じて。涼やかに頬をなでる風の流れを感じよう。忙しい現代人にとって、これほど贅沢な時間はないだろう。
 目にも涼やかな料理を味わい、緑と水に包まれた空間で過ごすひと時。この夏のとっておきの贅沢が、ここにある。

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竹コース8,750円
もてなしの心を込めてひとつひとつ丁寧に作られる、京の季節の味を盛り込んだ会席料理。数ある貴船の川床の中でも、特に水との距離が近いのが仲よしの床の特徴だ。

京都 貴船 仲よし

京都市左京区鞍馬貴船町71
☎075-741-2000
11:00~21:00(L.O.19:00)
※要事前予約
※川床は5/1~9/30の期間、天候等により部屋での食事となる場合あり

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牛しゃぶ、すきやき(2名様より) 8,000円
上と下、2箇所に広々と敷かれたひろ文の川床。川床料理のコースのほか、鱧コースや流しそうめん等のメニューもあり。

京都貴船 料理旅館 ひろ文

京都市左京区鞍馬貴船町87
☎075-741-2147
11:00~21:00(L.O.19:00)
※要事前予約※川床は5/1~9/25の期間、天候等により部屋での食事となる場合あり

 水の流れは自然のもの。貴船の川が、あるところでは急であったり、ゆるやかであったりするように、流れる場所によって様々な表情を見せる。だから貴船の川床には、店それぞれの美しさがある。
 たとえば、「ひろ文」。高くから滝のように注ぎ込む流れの何とダイナミックなことか。自然そのものの力強さと美しさを、私たちに見せつけるようだ。これこそまさに„森と水の貴船“の醍醐味。ゆるやかな流れの鴨川ではとうてい出会えない、迫力のある光景だ。
 さらさらと流れるせせらぎの上に置かれたのは、「右源太」の床。貴船の水の流れを愛でる心は料理にも。いまにも泳ぎだしそうに仕立てられた名物「鮎の塩焼き」は皿上に川面を表現した美しい一品。
 移ろう四季の儚さを料理に込めて。豊かな和の感性は目にも嬉しく、心が躍る。

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川床料理 7,948円から
鮎の塩焼きには、右源太オリジナルクラフトビール「SUIGEN」を合わせよう。貴船の水を使って作られた、柑橘系の爽やかな香りが印象的な1本。

貴船 右源太・左源太

京都市左京区鞍馬貴船町76
☎075-741-2146
11:00~21:00(L.O.19:00)
※要事前予約※川床は5/1~9/30の期間、天候等により部屋での食事となる場合あり

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夏の川床会席 10,300円から (6月、9月は7,800円のコースもあり)川魚や山菜など自然の恵みをふんだんに取り入れ、どの世代の方でも楽しめる料理を提供。目で、舌で、京都の夏を味わって。

貴船 べにや

京都市左京区鞍馬貴船町17
☎075-741-2041/11:00~19:00(入店)
※川床は5/1~9/30までの期間天候により部屋でのお食事となる場合あり

 正面には飛沫きらめく滝水、左右にはさらさらと涼やかに流れる清流。360度、どこを見渡してもそれぞれ違う水の表情が見られるのは、貴船で最大級の大きさを誇る「べにや」の川床ならでは。大きく開けた開放的な空間に身を置くと、自然と心もゆったりオープンに。いまこの時しか見られない景色と美しい料理を前に、親しい人との会話も弾むはず。

 さて、川床に行かないと貴船の夏は楽しめない?そんな心配は不要。気軽に涼しげな料理が楽しめる「鳥居茶屋」にふらりと立ち寄る。明るい笑顔の女将に迎えられ、大きな氷の塊がごろりと入ったそうめんをすすれば、気分も一気に爽やかに。パワーチャージをして、貴船神社へ続く石段を軽やかに上ろう。

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夏野菜あげびたしそうめん 1,550円
たっぷりの夏野菜を素揚げし、そうめんにのせたひと皿。
暑い夏でもさっぱりと食べられる。名物のあゆ茶漬けもお勧め。

鳥居茶屋

京都市左京区鞍馬貴船町48
☎075-741-2231
11:00~18:00(L.O.19:00)
6~8月、11月は無休

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左:ホワイトクレイマスク 4,500円(税別)
中央:ハイドレーティングローション 5,000円(税別)
右:オーバーナイトマスク 4,500円(税別)
貴船ギャラリーではコスメのほか、雑貨や小物等も充実。お土産えらびにぴったり。

貴船コスメティクス&ギャラリー

京都市左京区鞍馬貴船町27
☎075-741-1117
11:00~17:00/不定休

 旅に欠かせないのは甘味とおみやげ。せっかくならこの地らしいものをチョイスしたい。
アンティーク調のお洒落なカフェで見つけたのは、その名も「水もち」。透き通った水をそのまま固めたようなビジュアルも涼しげで、匙を入れるとぷるんと弾む。つるりと喉を通り抜ける冷たい心地よさが格別だ。
綺麗な水は美人を作ると言うが、ここ貴船でもそれは例外ではないらしい。
コスメブランド「貴船コスメティクス」は貴船の清流をベースに、北雪酒造の米発酵エキス、丹波黒豆、ユキノシタなど日本ならではの素材を配合したオリジナルの化粧品。水神さまのパワーにあやかり、ツヤツヤの肌になれるかも。そんなひそやかな期待を胸に、思わず手を伸ばす

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貴船の水もち 680円(税込)
貴船の伏流水を使用した水もちはほんのりと甘く、わらびもちのような弾力ある食感。黒蜜ときな粉をたっぷりかけて。その他、抹茶パフェやぜんざいなどのスイーツやランチもあり。

貴船倶楽部

京都市左京区鞍馬貴船町74
☎075-741-3039
11:30~17:00/不定休

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 貴船から山を越えた、鞍馬の地。夏は自然の風が吹き抜け心地よいが、冬は雪に覆われ、昔は長く家の外に出られない時期もあった。そんな冬の鞍馬で、炭問屋が副業として保存食のつくだ煮を作り始めたのが「くらま辻井」の起源。昔から変わらず人の手で、ひとつひとつ丁寧に商品を作っている。
 7月ごろから店頭に並ぶ「新蕗(しんぶき)あさだき」は、夏にだけ出会える旬の味。5月に収穫されたフキを約1ヶ月間塩漬けにしたもので、フキ特有の青々しい香りとほのかな苦みが特徴だ。人々が自然とともに暮らす地だからこそ、培われてきた味がある。
森と水の恵みとともに。貴船・鞍馬の夏が始まる。

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新蕗あさだき(販売は7月から)83g 540 円(税込)
古くから人の手で作り続けられてきた伝統の味。素材そのものの持ち味を大切に、心を込めて作られている。山椒じゃこや木の芽煮(きのめだき)は通年で販売されている鞍馬の名物。


くらま辻井

京都市左京区鞍馬本町447
☎075-741-1121
10:00~17:00 水曜休

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